前回までのお話
2回引っ越しをする
前々回のお話の通り、転勤辞令(第17話)を受けたため、社宅からの引っ越しはなんと2回行うことになりました。もちろん購入したマンションへの引っ越し、そして転勤先のアパートへの引っ越しです(涙)。
2回に分けての引っ越しのため、荷物の整理を一気にやる必要がなく、作業はゆとりを持って行えました。まず購入したマンションへ荷物を移動した後、転勤先への荷物搬出を完了、ついに社宅を引き払います。
引っ越し費用は、転勤先(単身)が約25万円で、新居先(家族)が約15万円。市内の移動でしたので、新居先への引っ越しの方が安価でしたね。新居先へは、子供達が保育園に行っている間に搬出と搬入を終えました。子供たちは園から帰ると新しいおうちです(中古マンションだけど)。
新居への引っ越しを終え、転勤先への引っ越しは、後ほど一人でじっくり作業ができました。週の全てではないとはいえ、再び一人暮らしをすることになろうとは・・・悲しみながらの作業です。
隣人ガチャの結果
これは・・・当たり!
まぁ元々、隣の部屋の方は売主さん情報から、自分達と同じような小さい子供2人の4人家族であることは把握していましたが、上下は不明。上は足音がするらしいことかから、小さい子供がいるかなとは思っていました。隣人がどんな様子か分かるという点は中古マンションの利点ですね。
実際にどんな人かは、菓子折りを持って挨拶に行ったときに初めて分かりましたが、みなさん良さそうな人でホッとしました。下の階の人は唯一小さい子供がいないご夫婦でしたが、非常に理解のある方でした(今のところ)。
暮らし始めて
今のところ快適に暮らしています。
部屋の広さに関して、ちょっと狭いかな〜という不安もあったのですが、売主さんよりも荷物が少なかったこともあってか、思った以上に広く支えているような気がします。
また、賃貸アパート(社宅)と比べて改善したところは、まず室温ですね。売主さんは「夏は暑いよ」と言っていたのですが、前のアパートよりだいぶ涼しかったです(個人的な体感の差が大きいところだと思いますが)。もちろんエアコンは使いますが、頻度は減りましたし、設定温度をすごく低くすることもなくなりました。遮熱性がアパートよりは断然いいのでしょう。
それから音に関しても、子供が走る時の足音が上の部屋から聞こえてくることがあるのですが、大きな音でもなく、気にならないですね。音についても、自分達も小さい子供がいるとか、日中は全く家にいないとか、状況によって体感差が大きそうです。実家(戸建)の時は、隣の家の夫婦喧嘩とか結構な騒音でしたし、山奥の一軒家でもない限り、マンションでも戸建でも完全に逃れることは難しいところですよね。住人が入れ替わったり、子供が大きくなったりでも変わってくるところで、ガチャ的な要素が高いですが、今のところ問題なく、逆に自分たちが気をつけないと注意して暮らしているところです。
家具や設備については、売主さんから食器棚やエアコン、照明等を引き継いでいて、洗濯機を新たに購入したぐらいで、今のところあまりお金がかかっていません。エアコンとかカップボードとか、色々セットでついてくる(売主さん次第ですが、そういうケースは多い)ところは、中古マンションの利点の一つかもしれません。気に入らなかったら撤収してもらっていたと思いますが、綺麗なものばかりだったので、あまり気にしない我が家はかなりたくさん引き継がせてもらいました。
武藏浦和での日常生活
武藏浦和駅周辺はスーパーがめちゃめちゃ充実してますので、本当に日常生活は便利です。
今までは駅遠のアパートに住んでいたので、今まではスーパーにいくにも車を出して家族で行くことが多く面倒に感じていましたが、今は非常に便利になったと感じていて大満足です。面積を削って駅距離を近づけた甲斐がありました。単身赴任中ということもありますが、車に乗る機会が激減しましたね。
ただスーパーと飲食店はそこそこ充実しているのですが、ユニクロとか無印くらい出店してくれないかなとは、思います。プラウド武蔵浦和ステーションアリーナの商業施設に期待しています!
あと、予想以上に歩道の広さの重要性をつくづく感じています。子供がめちゃめちゃ歩きたい主張をして歩きたがりますが、めちゃめちゃな歩き方をします。抱っこやベビーカーに乗せようとしても壮絶嫌がります。なんとか安全を確保して歩きたいのですが、毎回難儀します。自転車に乗せられるときは近距離でもできるだけそうしますが、これも嫌がって乗らないことも多いのです・・・あと何年かの辛抱でしょうか。
で、言わずもがな武藏浦和駅周辺はとても歩きやすいですし、幸いなことに自宅マンションまでも一部を除いてとても歩きやすいロケーションでした。なので、ギリギリなんとかなっています・・・歩道がほとんどないようなロケーションでしたら、かなり大変だったと思います(恐)。
デュアラーになる
単身赴任によって、あえなくデュアラー(二拠点生活)となりました。
会社都合で転勤しているのに、生活コストはめちゃ上がりました。まぁ、基本は家族を連れていけ、単身赴任はさせてやっているんだぞ、という思想でつくられたシステムなんでしょうね・・・もちろん、全く帰らなければお金はかかりませんが、毎週帰れば、なかなかお金がかかります。そして、毎週毎週広域を移動するのも、なかなか疲れます。ただここは慣れなのか、徐々にあまり疲れなくはなってきています。単身赴任当初は、移動のたびにとんでもない疲労感がありましたけれども。
また、平日は妻のワンオペ、土日は夫のワンオペという日々になりました。子供には「なぜ帰るのか?」激詰されます。ここはかなり苦しいところですね・・・一方、帰ってきたときの子供の喜びようは半端なくて、それはそれで嬉しいです。
次のマンション購入は?
永住かもしれませんし、単身赴任生活に根をあげて早々に売却するかもしれません。また別の地域に転勤して、その地域のマンション購入を考えるかもしれません。ここは転勤のある社員にとって、辛いところです。それでも、購入記の中で述べてきましたが、期限がある社宅を出て賃貸にするか購入するか計算をしたら購入も合理的でしたし、何より購入を経験してみたいという好奇心が強かったので、購入を決断したのでした。このような状況になっても、後悔は全くなく、今でも買ってよかったと思っています。社宅はそもそも制限される部分が多いですし、賃貸よりも購入の方が魅力的な選択肢が豊富だと感じましたし、だから、住まい選びの中でも特にマンション購入って楽しい!んだと思います。魅力的な選択肢から選ぶから、後悔はないのかもしれません。今後とも、実際に買うとか売るとかは別にして、マンション購入については考えていきたいなと思います。
以上、非常に長くなりましたが、限界中年リーマンファミリーの郊外中古マンション一時取得の物語でした。想定以上に長くなりすぎたと思いますので、ダイジェスト版を追って書きたいと思います・・・読みづらい部分があるので少しリライトもしないと。そして、いつになるか分かりませんが、もし第2部、第3部があれば、またブログを書きたいなと思います。
これまで読んでいただき、本当にありがとうございました!!